債務整理 過払い金返還請求

過払い金返還請求とは

 

借金がゼロになってしかもお金が戻ってくる方法があるって本当ですか!?


 

 

過去10年以内に借り入れをしたことのある人や長期返済中の人は、「過払い金」が発生している可能性があります。

 

過払い金は返済中であれば借金の残額と相殺してゼロになることもあり、さらに過払い金が多い場合はお金が戻ってくることもあります。


 

最近CMなどで話題の「過払い金返還請求」という言葉。過払い金とは、消費者金融やカードローン会社といった貸金業者に払い過ぎていた利息のことです。

 

かつて消費者金融などの貸金業者や、貸金業者からの借入について定めている「貸金業法」においては、貸金業者は「出資法」で定める29.2%以内であれば「利息制限法」の上限を超える利息を取ってもいいことになっていました。そのためこれまで多くの貸金業者が年利29.2%近くの高い金利を採用していました。

 

この時払った利息と、利息制限法で定められた利息との差額は本来払う必要のなかったお金です。このお金を貸金業者に返還するよう請求する手続きが「過払い金返還請求」です。

 

過払い金が発生する仕組み

過払い金が発生する原因には、利息制限法と出資法という2つの法律が関係しています。利息制限法では金利の上限を15〜20%と定めています。これに対して出資法では上限金利を29.2%と定められていました。2007年までは多くの貸金業者がこの出資法に基づいて融資を行っていました。

 

利息制限法と出資法の利率との間に生じる差を、一般的にグレーゾーン金利と言います。グレーゾーン金利は無効な金利です。この無効な金利を元本に充当していくと、借金が減るだけでなく、支払期間が長い場合は元本を超えて払い過ぎている可能性があります。これが「過払い金」です。

 

2010年の法改正後、このグレーゾーン金利を返してもらおうというのが「過払い金返還請求」なのです。

 

過払い金返還請求の対象となる人

過払い金返還請求が可能な人は、以下の条件に当てはまっている人です。

 

  • 2010年までに消費者金融やクレジットカードのキャッシングでお金を借りたことのある人
  • 完済から10年以内の人
  • 現在取引中で、その期間が5年以上ある人
  • 自己破産をした人で、支払を止める前に5年以上取引があった人
  • 特定調停で債務不存在和解をしたことがある人

 

多額の借金を抱えて返済をしている人たちだけでなく、2010年までにお金を借りていたことのある人は全員対象となるのです。ただし、完済から10年以上経ってしまうと時効が成立して請求できなくなります。

 

逆に言うと、完済している借金に関しても完済から10年以内であれば過払い金返還請求が有効なのです。過払い金が発生しているかどうかは引き直し計算をして調べることになります。引き直し計算をするには取引履歴をすべて取り寄せないといけないので、自分で行おうとすると大変です。

 

また、素人が引き直し計算をしようとしても計算間違いをしてしまうこともあります。手間や時間もかかるので、弁護士や司法書士と言った専門家に依頼した方がスムーズに手続きが進みます。自力で過払い金返還請求をしようとしても、一般人相手だと不当に低額な和解金額を提示される場合もあるので、専門家に依頼することをおすすめします。


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