債務整理 年金 滞納

債務整理をすると年金の滞納はどうなる?

 

借金の返済で生活が苦しくて年金を滞納しているのですが…年金も債務整理できますか?


 

 

年金は借金ではないので、債務整理をすることはできません。ですが、年金事務所と話し合いをすれば分割支払にすることも可能です。


 

年金には国民年金や厚生年金などいくつか種類があります。若いうちからこれらの年金保険料を支払っていると、年金受給年齢になった時に毎月一定金額の年金を受け取ることが可能です。しかし、年金を受け取るには最低25年間は年金保険料を払い込む必要があります。

 

会社勤めをしているサラリーマンの場合は所得税や住民税、厚生年金保険料や健康保険料が給与から天引きされているので滞納の心配はないと思いますが、非正規雇用の場合はこれらの税金や保険料を自分で支払う必要があります。

 

借金の返済で生活が苦しい人の中には、年金の支払いすら困難で年金保険料を滞納してしまっている人もいると思います。年金を滞納すると、社会保険事務所から滞納した年金の一括支払いを促す請求書が送られてきます。

 

年金を滞納して支払わなかった場合は、年金受給年齢になっても年金を受け取れないということになります。また、滞納してしまった年金は債務整理をすることが出来ません。税金や年金、国民健康保険などは法律で非免責債権とされているため、自己破産や個人再生を行ったとしても一切免除・減額がされないのです。

 

年金の支払いが難しい場合は

年金保険料の支払いが難しい場合は、年金事務所と個別に話し合うことで解決することが出来ます。滞納した年金保険料について、分割払いなどの取り決めをして、可能な範囲で分割してでも全額を支払えば、将来きちんと年金を受け取ることが出来ます。

 

なお、国民年金は収入が無い場合は免除申請をすることが出来ます。払っていなくても年金を受け取ることはできますが、将来もらえる年金の額は少なくなります。国民年金を支払えるほどの収入がない場合は、一度国民年金の窓口に連絡をして相談してみるといいでしょう。

 

収入があるのに滞納をしている場合は、強制徴収によって財産差し押さえをされる可能性があります。強制徴収によって差し押さえられるものは、預貯金をはじめ銀行に振り込まれる給与や不動産などです。督促状の期限までに支払わなければ年14.6%の利率で滞納金も加算されてしまいます。

 

また本人が支払えない場合は連帯納付義務者となる配偶者や世帯主にも請求が逝くようになっています。滞納していれば配偶者や親にも支払い義務が発生してしまうのです。

 

もし借金で苦しんでいて保険料を払えない状況なのであれば、まずは債務整理をして毎月の返済額を減らし、その差額から年金保険料を支払った方がいいでしょう。

 


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